2012年4月28日土曜日

興味深いお話 No.27 ~プエルトリコからただいま!~

従兄弟の結婚式に出席のため、久しぶりに故郷のプエルトリコ,そしてアメリカに一時帰国されていたセバスチャンさんと、3週間ぶりにお会いしました。


約1年半ぶりの故郷はいかがだったのでしょうか、お話を伺いました。


私)久しぶりの帰国で、楽しい時間を過ごされてきたことでしょう。


セバ) ええ、とても楽しかったんですが疲れました。日本に帰えって来る時は、待ち時間も合わせて24時間ぐらいかかったんですよ!
まだ時差ボケで、夜は午前3時ぐらいまで目が冴えてるし、お昼の今頃の時間帯はどうしようもなく眠たくなります!


私)私も経験がありますが、元の日本の時間帯に体がもどるまで、アメリカからだと1週間ぐらいかかりますよね。 
どうですか?
日本に長く住まれてますので、向こうに帰ると「逆カルチャーショック」を受けませんでしたか?


セバ)はい、そうなんです!プエルトリコは輝く太陽、美味しいフルーツ、陽気な人達と、良い点はたくさんあるんですが、以前より治安が悪く、よりバイオレントになって来ています。


私)それは怖いですね。


セバ)例を言いますと、飛行場に着いた時は祖父が車で迎えに来てくれたんですが、家に帰る時に赤信号で祖父が車を止めずにそのまま走ったんです。
びっくりして、「なぜ赤信号なのに止まらなかったの?」と尋ねると、
「赤信号で止まって待っている間に襲われるんだよ。ギャングが信号の近くに潜んでいて、信号停止をした車を襲うのが、日常的に起きているんだよ。」と、平然としてました。


私)そんなに危ないんですか!?


セバ)経済状況が悪く、失業率も高いし、社会の歯車全体がおかしくなってるんです。
これはアメリカ本土も同じの様です。
また、メキシコやペルー等の南米諸国も同じ状況です。


私の叔父がベネズエラに住んでますが、ある日次のようなことが起こったそうです。


ちょっとしたスピード違反で警察に捕まったことがあって、もちろん警察がやって来ました。
男女二人の警察だったそうです。
叔父に色々尋問しながら、車の中を調べたり、バッグの中も調べたそうです。


そして、
「このサングラスはなかなかいいね。」
「このシャツもなかなか洒落てるねー」
とか言うんだそうです。
それは暗に、「これをくれたら見逃してやるよ」と言ってるのが明白だったそうです。
叔父としては、当然その品物を与えて見逃してもらったそうです。


叔父は正義感の強いほうなんですが、皆がやっていることなので、しない方が馬鹿らしいと思うようになって来たと言ってました。
やはり、社会の歯車はそうやっておかしくなって行くんですね。


私)警察が賄賂で動くようになったら、世も終わりですよね。
日本は警察も含め公務員の給料が良いからでしょうか、そういった賄賂がまかり通ることは今のところ、ない様です。


公務員の給与が会社員と比べてけっこう低かった時代もありましたが、警察やお役人が賄賂で動くことは割と少なかったと、ある本で読んだことがあります。
 そういった面では日本人は清廉さがあるといいますか、言わば武士道が残ってるんでしょうか。
これからもそうあって欲しいですね。


セバ)私もそう思います。あの大地震の後の秩序ある人々の行動は、世界の賞賛を浴びました。


公僕である公務員が賄賂で動くような国になって欲しくないです。
     









2012年4月25日水曜日

Farewell Hossein

イランへ帰られるホセインさんの最後の授業となったクラスです。
同じぐらいの年齢の息子さんがいらっしゃるホセインさん、
ちょっとお別れが悲しそうでした。



流鏑馬

シニアネットのNさんが弓師として実演された、流鏑馬の奉納を見に行ってきました。
水前寺公園の出水神社に五穀豊穣を願って奉納された儀式です。
細川家伝来のこの流鏑馬は約1000年以上の歴史があるそうです。
軽やかな足取りで凄いスピードで走る馬上から矢を射る瞬間は、
とても緊張感がみなぎり迫力がありました。
今後もこの大切な文化財を後世に残していって欲しいものです。

(動画です)



Nさんの実演です。

女人禁制だった世界も、今はこんな凛々しい女性の弓師がいます


衣装も伝統にのっとています     

久しぶりに見た水前寺公園の富士山です

2012年4月21日土曜日

バラの香りにつつまれて



今年も見事にモッコウバラが咲いてくれました。
おかげで、お庭は薔薇の香りで一杯です!
カントリーライフに、文字通り華を添えてくれます。

2012年4月17日火曜日

ホセインさん、お別れランチ


ホセインさん御家族がイランに帰国されますので、我が家でランチ会をしました。参加してくださったのは、ホセインさんが受け持たれた、スクール生とお友達のハミッドさん、それにシニアネットから
Nさんが見えられました。
私の家でのランチとなりました。まずは、お庭でハイ ポーズ!

この日は一品ずつ持ち寄っていただきました。
ホセインさんの奥様とハミッドさんは、イラン料理を御持参いただきました。
これはイランの御飯料理です。トマト味の美味しい一品でした。

これも奥さんの手料理です。カレースパイスの聴いたポテト料理でした。
食欲をそそる美味しさでした。



我が家は伝統的な日本家屋ですが、ハミッドさんもホセインさん家族も、そんな伝統的な家には
始めて訪問されたようで、何もかも珍しかったようです。
特に仏壇に関しては、たくさんの質問を受けました。
「どうやっておまいりするのですか?」との質問に、実際お参りをしながら説明しました。
Nさんが、「人の家を訪問した時、仏壇があれば最初におまいりをします」と説明されたのを聞かれて、「私もおまいりしたいです。どうやっておまいりするのか、教えてください」と、
頼まれました。イスラム教徒のハミッドさん、仏様を拝んでいいの?



5才になられる、ホセインさんの息子さんです。
このため息が出るような美しい顔立ちは、将来のダルビッシュかも。



いつまでも、熊本の事、私のスクール、そして私の事を忘れないでね!!

ガーデンの木陰で憩う


最近の私の楽しみは、これなのです。


大きな銀木犀の下にガーデンテーブルを持ってきました。


目に染み込む新緑、可愛い草花、どこからともなく香るハーブ…そして
心地好い風が時折吹き渡り…
テーブルには美味しい紅茶、それをいただきながらお気に入りの本を読む、
そして、折にふれ出没する夫との会話…
こんな一時も良いものです。

2012年4月14日土曜日

フォト575 4月作品


白き波  光る海かや 我が古巣   
(ふるす) 


風の強かったある日、畑のビニールカバーがはるか上空に舞い上がり、あたかも白い龍のように
泳いでいました。空から見た自分の古巣である畑は、波打つビニールの覆いがきっと海原のように
見えたことでしょう。






この時に この場所にいる この縁  
                                                                (えにし)

ある方から「お昼前に伺います」との連絡を受け、ガーデンティを振舞うべくテーブルをお庭にセットしました。
ちょっと時間が有りましたので、2階のベランダに行ってみると、大きな銀木犀の木の影がまん丸く、しかも中央に出来ていました!
この影も瞬間的なもので、ほんの10分もすると雲が出て、消えていました。
自然界のめぐり合わせは不思議なものです。




タケノコの大漁だ!



昨年まで見向きもされなかった我が家の竹林でしたが、料理に興味を持ち始めた夫が、
「もうタケノコ生えてるかなぁ…」と言って、竹林調査をしたのでした。
そしたら、「ワー、ここにも出てる、あそこにも!」と言った感じで、
こんなに取れました。
でも、下ごしらえできる?
料理は大丈夫?


私はできないよ、、、!