2012年11月25日日曜日

Farewell、ホルヘ先生

私の英語スクールで英語・スペイン語の講師として勤めてくださいました、ホルヘ先生が
北海道の大学に赴任されることになりましたので、関係者だけでお別れ会をしました。

ご自慢の一品持ち寄りでしたが、テーブルの上はバラエティに富んだご馳走が所狭しと
並びました。

ハンサムで誠実なホルヘ先生は、きっと北海道でも女性に人気があることでしょう。




Sさんお手製のキッシュは、この上ないまろやかな美味しさでした。


  各人の英語学習の向こうにある夢を確かめ合った、ひと時でもありました。



おいしいランチに舌鼓を打った後は、ポカポカと暖かい縁側で百人一首を楽しみました。

日本語の得意なホルヘ先生も、かなり奮闘されていました。

「八重葎しげれる 宿のさびしさに
人こそ見えね 秋は来にけり」



2012年11月16日金曜日

フェルメールの光の世界に感動!


さて、今日はやっと太宰府の国立博物館に、
フェルメールの「真珠の首飾りの少女」を見に行ってくる事ができました。

光を落とした暗い会場に、燦然と浮かびあがる窓際の光は
まるで本当にそこに光が差し込んでいるように輝き、

少女がまとう絹の衣装にその光が遊び、
真珠の首飾りの淡い光は、一心に鏡を見つめる少女の穢れなき美しさを
称えている様でした。


まるで、晩秋の雨上がりに射し込む光のような世界を、
絵に近寄っては感心し、離れては感動し…で、
アッという間に時間が経ってしまいました。

どうやら私は、光の魔術師フェルメールにすっかり心を奪われてしまった様です。

仕事の合間を縫って訪ねた名画鑑賞でしたが、おかげですっかりリフレッシュできました。

今月末にはいよいよ神戸のフェルメール展に行ってきます。
待ち遠しいでーす!


2012年11月4日日曜日

セバスチャンお別れ会

 私のスクールの先生のひとり、セバスチャンが静岡に引越しされることになりました。
そこで、マイガーデンでのフェアウエルランチでお別れ会をすることにしました。
雨もどうにか降らず、また風もどうにかしのげる程度でしたので、満開のマリーゴールドの
香り漂う中、ピクニックを楽しむことができました。

イラン出身のハミッド夫妻も参加されました

スーツ姿で一段とカッコイイ!




それぞれ腕によりをかけたワンディッシュが並びます



二人で写真映るのはこれが最初かも?


Mさんのギターと歌で一気にパーティ感が盛り上がりました




ナイジェリア出身のチケ夫妻も仲良くシンギング

この漢字はどう読むの?

童謡に合わせて指ダンス

Mさんとセバスチャンの奥さんも楽しそう



ヤングパパ達はちょっと照れくさそう






こちらのNさん御夫妻も仲良くシンギング



手拍子をとるRENちゃん

                          Sさん、足の具合はいかが?






さすがリズム感抜群のジャンベ演奏です


MIさんも勇気を出してトライしてます


MAさんもナイス トライ
I







            Thank you very much for your attendance.

2012年11月1日木曜日

芭蕉の足跡を訪ねて

10月の終わりに3泊4日の東北旅行に出かけてきました。
仙台でレンタカーを借り、後は自分達の目的に沿った気ままな旅でした。ドライバーはもちろん夫です。
所々に残るガレキの山が地震の悲惨さを伝えていましたが、全体的に復興も急ピッチで進んでいるようでした。

旅行に訪れることも支援のひとつと信じ、
伊達政宗、源義経、松尾芭蕉・・・東北を殊更に魅力的にしている人物達に接近できた4日間でした。



東北はこの人抜きでは語れない・・・伊達政宗




急に予定変更して、蔵王にも足を伸ばすことになりました。
前日の雨に濡れた紅葉が見事でした


                  この道路は「蔵王スカイライン」です。



頂上に近づくにつれて、冷たい強風が吹きすさんでいました。
冬本番の寒さになり、l紅葉も終わってました



蔵王の紅葉の様子です(動画)









     今回の旅行のハイライトのひとつです。
860年に慈覚大師によって開山された「山寺」は芭蕉も訪れ、

           「静かさや岩にしみ入る蝉の声」

の名句を読んだ場所です。 芭蕉と弟子の曽良の像があります。



芭蕉の名句をしたためた短冊をこの地に収め、
石の塚を建てたとの言い伝えがある、「せみ塚」です




有名な「せみ塚」





「山寺」は切り立った岩場に立っています。

1015段の石段を登って奥の院に行きます



「五大堂」からの眺めは絶景


芭蕉もこんな風景を眺めたのか。

杉木立は今日も陽の光に輝く




       「ワー、あんなに高いところまで登ったの!?」と感激!



翌日のメインは平泉。
歴史遺産が豊富で、世界遺産が5つもあります。
ここは2日間をかけてゆっくり回りました。
「毛越寺」境内の紅葉は息を呑む美しさ













うっそうとした杉木立の下を歩きます







                                               中尊寺



中尊寺にある古い能楽堂



今も光り輝く金色堂(建物で覆われています)

藤原清衡、基衡、秀衡、泰衡の4代の遺体が埋葬されている、「金色堂」

五月雨(さみだれ)の降り残してや光堂(ひかりどう)
                                   芭蕉



義経が最後を迎えた場所、「義経堂」



芭蕉も「義経堂」を訪れ、しばし思いに耽る。「奥の細道」の中でも平泉の一節は、名分と言われている。
         

義経は自刃する前に妻子も殺した。その妻子のお墓。
(妻は静 御前 ではない)

最後まで義経を守った弁慶のお墓






                        やはりこの2首には感動する