2013年4月30日火曜日

興味深いお話しNo.32~オーストラリアの物価事情~

5月から私の英語スクールの講師の一人としてお迎えすることになりました、Sさんはオーストラリアのシドニー出身です。
先日、オーストラリアのことについて色々とお話を伺う機会がありましたが、経済が成長しているぶん、物価が高騰しているようです。
会話の一部を御紹介させていただきます。

)実は、私も約10年前にオーストラリアのゴールドコーストに知人を訪ねて行きまして、2週間ぐらい滞在したことがあるんですよ。

S)そうですか!それは良かったですね。僕も昨年のクリスマスに、やっと7年ぶりにシドニーに帰ることができて,本当に嬉しかったです。

私)それは良かったですね。で、久しぶりのオーストラリアはいかがでしたか?

S)それが物価が高くてビックリしました。

私)えっ、そうなんですか?私が10年前に行った時は、とても物価が安くて、その安さにビックリしたのを覚えてますよ。

S)あなたが行かれたのは、2002年頃でしょう?その頃まではそうだったと思いますよ。その後ぐらいから、オーストラリア経済は急成長を始めたんです。

私)そうだったんですね。
実際、オーストラリアドルは随分高くなりましたものね。私がゴールドコーストに行った頃は、一ドル=85円ぐらいでしたが、今は100円ぐらいしますからね、米ドルより高いことになりますよね。

S)そうなんですよ。
物価高の具体的な例を挙げますと、よく自販機で買うコーヒーとかジュースとかが、向こうでは420円ぐらいするんです。
また、映画は2800円、日本で言うランチセットは3000円は下りませんね。
もっと簡単なメニューで言えば、トースト一枚にコーヒーを付けると、1600円ぐらいになるんですよ!

私)そんなに高いんですか!そんな高かったら、昔のイギリスに行った時みたいな感じですね。

S)僕も驚きました。
それに交通費も高いんですよ!
例えば、僕の滞在先から母の家に行くのにバスを使いましたが、約40分の距離で往復2500円もかかってしまって、閉口しましたよ。

1週間足らずの帰国でしたので、日本の感覚で一日1000円位のコスト感覚で、80,000円持っていったんですが、アッという間になくなってしまいまいました。(笑)

私)それは大変でしたね!
  でも、そんなに物価が高ければ、オーストラリアに住んでる人達は生活するのが楽ではありませんよねー

S)そうですね、でも、給料も物価上昇に応じて上がってきてますから、やっていけないことはない様ですが、なかには生活苦に陥る人もいます。

私)そうでしょう。また、そういう状況でしたら、きっと貧富の差も拡大しているんではないでしょうか?

S)そうなんですよ。富裕層の平均月給は80万円を超えますが、中間層は30万円から40万円です。また低所得者になりますと20万円以下になります。

)随分と開きがあるんですね。それで、最も増加しているのはやはり中間層ですか?

S)いいえ、低所得者層なんです。オーストラリアは昔から移民が多いんですが、やはり移民の人達が低所得者になりがちです。もちろん国も低所得者には補助金も出していますが。

私)そう言えば、オーストラリアは歴史的に言っても、移民の国ですよね。国にとっては今でも移民は必要なんですか?

S)いいえ、昔は必要だったんですが、今はもう充分なんです。でも、歴史的、文化的に移民をまだ受け入れています。移民による犯罪も増えていますので、ちょっと困ってます。

私)そういう点は,他の移民の多い国は共通しているようですね。
  でも、そんな社会問題も深刻化する状況でありながら、オーストラリアで大規模なデモがあったとか、聞かないですね。

S)オーストラリア人って、ブツブツ文句は言っても何もしないんです(笑)

私)その点は日本人も同じですね(笑)

ところで日本は今、2%の物価上昇を目指していて、それでデフレ脱却を目指してますが、オーストラリアのように経済成長を伴った物価上昇ならまだマシですよね。「物価は上がったが経済は落ち込んだまま」、とかにならないように願いたいものです。
  
今日は最新のオーストラリア情報、ありがとうございました。


2013年4月20日土曜日

チェンマイにゴルフをしに行ってきました

桜も散り始めた3月31日から4月6日まで、チェンマイでゴルフと観光を楽しんできました。
タイでのゴルフの魅力は、高級感と一人一人に付くキャディと言えるでしょう。
スコアを気にしないで、伸び伸びとプレーして来ました。



外国でのゴルフは開放感いっぱい!


賢い象達が70頭もいる「エレファント キャンプ」

旅の詳細をエッセイにまとめました。
読んでいただくと光栄です。




2013年4月11日木曜日

還暦コンサート

三里木センターの英語講座を受講されているある生徒さんが、めでたく還暦を迎えられました。
そのお祝いコンサートが、御本人の企画で催されました。
その方は、南米の楽器ケーナ演奏に傾倒されていて、ケーナグループを作って活発に演奏活動をされています。
この日は、そのケーナグループの演奏や、御本人のエレクトーン演奏、英語講座生の歌「Seven Daffodils」など、盛りだくさんの内容でとても充実したひと時を過ごさせていただきました。
かく言う私も来年は還暦です!
さて、何をしようかな・・・(*^_^*)




聞くのは易しく、歌うのは難しい曲です。


歌い終わってから、ある方が「少しハモッてましたねー」とのコメント!
実は、それぞれ少し音程が狂ってただけだったのです(゚o゚;;